UiPath の製品群とその機能や役割
UiPathの製品は下記の三つで構成される。
■Studio
■Robot
■Orchestrator
■Studio
UiPathで実行したいRobotファイル(.nupkg)を
作成するための環境。
■Robot
UiPathの実行環境。
ライセンスとして、
Atteded(有人実行)と
UnAtteded(無人実行)に分かれている。
イメージ的に表現すると
Robot実行をオペレーター等が画面越しで行い、
画面前から離れない状態がAtteded(有人実行)。
Robot実行をスケジューリングされた状態で実行され
人がいない状態でもRobotが実行できるのが
UnAtteded(無人実行)。
なお、Atteded を UnAtteded のように
何らかの手段でタスク実行等を行うと
ライセンス違反。
UiPath Attended RobotとUiPath Unattended Robotの違いについて
https://forum.uipath.com/t/uipath-attended-robot-uipath-unattended-robot/139188
■Orchestrator
UiPath Robot の実行スケジューリングや
Robot等のライセンス管理、Robot環境の稼働状況などを
管理できる。
なお、Orchestrator からRobotを実行するには
UnAtteded である必要がある。
UiPathとは(ざっくり)
■RPA製品の一つである
UiPath社が作成したRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の製品。
■RPAって何?
デスクワークを、ルールエンジンやAI(人工知能)などの技術を備えたソフトウェアのロボットが人間の代わりに自動で作業を行う概念と定義。
■UiPathで何かできるか、得意と不得意なもの
思いつく点としては下記
【得意なもの】
・定型的な事務作業
・エクセルを定型的に読み込む、書き込む
・WEBのボタンをクリックするなどブラウザ上で
行う単純動作
・定期的にメールを送信するなど単純定型作業
・microsoft製品の操作
【不得意なもの】
・難しい計算
・状況判断が必要な作業
(手書き文字認識など)
【できるはできるもの】
・API連携
・DB操作
・AI連携
・VBSなどのプログラム実行