UiPath事例紹介_ファミリーマート

 

UiPath事例紹介_NTTコミュニケーションズ

ファミリーマートでは
社内業務ツールとしてGoogle Workspace(旧GSuite)を使用していて
その中で自動化を実現できる業務作業を自動化をされたそうです。

UiPathはアクティビティでGSuiteアクティビティが用意されているため
Google DriveスプレッドシートGmail等の業務を自動化するのは可能です。

 

docs.uipath.com

 

また、各店舗の売り上げ売上分析等を自動化したことにより
一日かけていた業務を1時間に縮小することに成功できたそうです。

記載されていた表を見て推測させていただくと
各店舗ごとに上がってくる店舗売上や売り上げ動向の情報等を集計している
DBへ毎朝データ抽出及び検索を行い、そのデータを基に
スプレッドシートを社内報告用資料として作成等を行っているようです。
その「データ検索抽出やシート作成」等の一連の業務を、
Automation Cloud 内 Orchestrator と Unattended Robot で
行っているものと推測します。

ファミリーマートがUiPathを導入した理由として

「従業員が人でしか行えない『創造的業務』に注力させるための環境の実現をさせるため」

との事だったので
確かに上記までの業務適用は適切なアプローチだと思いました。

 

www.uipath.com

Googleドライブを使って気軽にPythonでOCRを試してみる

気軽にPythosでOCR試せないかなぁって

思ったので実際やってみた時のメモです。

環境準備(Googleドライブ)

1.Googleドライブにログイン

2.colaboratory の追加を行う

画面左側にある[マイドライブ]を右クリックし

[その他]-[アプリを追加]をクリック。

その後、colaboratory を検索し、追加します。

f:id:qmomonga2:20210213225719p:plain

f:id:qmomonga2:20210213225746p:plain

3.colaboratoryを開く

画面左にある、[新規]からcolaboratoryを開く

f:id:qmomonga2:20210213225818p:plain

環境準備(プラグイン追加とか)

1.下記のコマンドを実行し、Tesseract OCR と pyocr をインストールする

!opt install tesseroct-ocr libtesseract-dev tesseract-ocr-jpm
!pip install pyocr

f:id:qmomonga2:20210213230059p:plain

2.画像をアップロードする

画面左側にあるファイルからOCRのターゲットとしたい画像をアップロードする

f:id:qmomonga2:20210213230223p:plain

今回は下記の画像をアップロードした

簡単な漢字とミスリードしそうな漢字を試してみたかったため

この文字をチョイスしました。

 

f:id:qmomonga2:20210216233819p:plain

コーディングしてみる

1.必要なものをimportする

下記の記載で事前に必要なものを

importする。

今回は使わなかったけどcv2もついでに。

cv2は画像を変換したい場合に使うもの。

from PIL import Image

import pyocr
import cv2

f:id:qmomonga2:20210213230437p:plain

2.画像を変数にセット

下記の記載で画像を開く

img1= Image.open('文字列.png')

f:id:qmomonga2:20210216234022p:plain

3.OCRモジュールにセット

下記のコマンドを実行して、ツールを設定します。

pyocr.get_available_tools を使用して

使うモジュールをセットする

今回はTesseravt(sh)を使用するよう設定。

 

tools = pyocr.get_available_tools()
tool = tools[0]

f:id:qmomonga2:20210213230644p:plain

4.OCRで読み込んだものを文字型にして表示

下記のコマンドを記載して実行する。

tesseract_layoutは適当に「6」としてみます。

txt1 = tool.image_to_string(
img1,
lang='jpn',
builder=pyocr.builders.TextBuilder(tesseract_layout=6)
)

print(txt1)

f:id:qmomonga2:20210213231816p:plain

5.実行して表示内容を確認する

f:id:qmomonga2:20210216234811p:plain

 

おしい。黄昏(たそがれ)を読ませた結果が「黄皆」。

ちょっと形が難しいとだめかぁ。。。って感じでした。

tesseract_layoutを調整してもこれが一番しっぽりしたなぁ。。。

もう少し画像を鮮明にかつ読み込めるように

コード調整すれば何とかなるかも。

 

参考にさせていただいたもの

●【30分で習得】PythonOCR光学文字認識)の実装をわかりやすく解説

いまにゅ様の動画です。すごく勉強になります。

是非グットボタンを!

www.youtube.com

Pythonで日本語OCRを行うときのメモ

@bohemian916様の記事です。

基礎が分からない私には勉強になりました。

qiita.com

Pythonで書くTesseract 4の基本的な使い方。APICLIからOCRを実行する方法

吉池様の記載内容です。

Tesseractが無知な私でもわかりやすく記載されています。

valmore.work

UiPath学習に役に立つもの

UiPathを実際に作ったり勉強する際に役に立つものを

ざっと列挙しておきます。

UiPathアカデミー

UiPathの公式サイトとなります。

シナリオの作成方法や

StudioやOrchestrator使い方など

動画を踏まえて学習することができます。

学習セッションにテストがあるので、本当に学べているかなどの確認も可能。

なお、学習はハンズオン形式が多いので事前に

Studio等を用意して学習するとよいです。

www.uipath.com

できるUiPath

UiPathのインストールからワークフローの作成方法、

データスクライピングの作り方等が一通り記載された図書となります。

 

手元に一冊あると、何かワークフロー化をしたい場合に

どう作っていけばよいかがわかりやすく図解や写真で

記載されているので良いです。 

UiPathアカデミーでは英語を日本語に直訳しているところがあり、

若干わかりずらいところがありますが、

本書は、日本人が著者となっているため記載内容や

やるべきことが分かりやすい一冊になっています。

できるUiPath 実践RPA (できるシリーズ)

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HTMLの基本

HTMLの知識はWEB画面操作(IE等)で使用します。

HTMLの基礎知識がないと、要素取得時のHTML内容が分からず

手詰まりになる場合もあります。

また、期待している操作ができない場合の調査が

HTMLの知識があるのとないのでは全然労力が違います。

HTMLが分からない場合でも

うまくIEが操作できない等の壁にぶつかった時に

調べるでも良いとは思いますが。。。

HTMLとは?-HTMLの基本

VBScriptの基本

画面取得した文字列を数値として使用したい場合など

プログラムで行うようなことはVBScriptの記載方法で

実装することが多いです。

また、ワイルドカードなどプログラム作成特有な

記載の仕方もVBScriptが基準になります。

第2回 VBScriptの基本を押さえよう(その1) 文字列の入出力 (1/3):基礎解説 演習方式で身につけるチェック式WSH超入門 - @IT

UiPathの契約形態「Node Locked」が廃止になったよ

UiPathの契約形態で

一台のPCを複数人使う場合は「Node Locked」という

契約を行い使用できましたが、

最近「Node Locked」が廃止となりました。

現行で契約している分は問題ないと思いますが

更新の際は、「Node Locked」ではできなくなるようです。

 

代替え品として「Multiuser」がありますが、

これは「端末単位」での契約ではなく「使用する人数分」の

契約になるため、各企業は運用方針等を検討することに

なると推測します。

(コストがいままで以上にかかる可能性がある)

 

ほかにも、今まではStudioとRobotは個別でライセンス契約できましたが
これからはできなくなるなど、ライセンス回りで
大きく変化があります。

 

www.uipath.com

docs.uipath.com

UiPath事例紹介_NTTコミュニケーションズ

NTTコミュニケーションズの業務適用事例を紹介します。

 

www.uipath.com

 

ざっくりいうと、物品と役務での調達業務で
「紙の請求書」の処理が年間6万件ほど、人の手で
業務を行っていたのものを自動化した。

少し具体的に記載すると
「紙の請求書」を処理するためにAI-OCRを使用し
請求書の読み込みを経て、UiPathで自動化を行った。
読み込む為のAI-OCRは「FlexiCapture(ABBYY社)」を使用。
選定理由は、FlexiCaptureを接続するためのコネクタが
UiPathから無償で提供されていることと、製品品質が良かったこと。

 

AI OCRを用いた帳票処理プラットフォームABBYY FlexiCapture

 

「FlexiCapture」で読み込まれたデータはCSV化され、
UiPathのOrchestratorを使用し
キュー登録後、Robotへマルチに自動処理が
なされるようにした。

これにより、年間で4,000時間以上の工数削減に
つながったとのこと。

少し、UiPathサイドの事を記載すると
標準でOCRは使えるようになっています。
Microsoft OCR 等)
下記がその一覧になります。

 

組み込みの OCR アクティビティを利用するドキュメント処理プラットフォーム | UiPath ディベロッパーブログ

 

経験上でのお話ですが、
「標準OCR」はエクセルやWEBでの機械文字(決められたフォント)で
記載されているものに対しては、得意(日本語はちょっとへた)ではありますが、
人が書いた文字を認識するのはへたくそで認識レベルが極端に低いです。

では、人が書いたものはどうすれば自動化できるかというと
人が記載したものについては「AI-OCR」と接続し
AI側に記載内容を解析させ、認識します。
その後、結果を受け取り後続処理を行います。

…ただAI-OCRは有料なものが多いです。

 

OCRソフトの機能、特徴、価格を徹底比較 | RPA BANK

 

~終~

 

UiPath事例紹介_広島コロナお知らせQR

新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、

広島県では「広島コロナお知らせQR」という

サービスを提供したとのこと。

 

広島コロナお知らせQR - 新型コロナウイルス感染症に関する情報 | 広島県

 

UiPath社のHPを見に行くと事例紹介で

上記のサービスに使われた旨のニュースリリース

発表されていた。

 

www.uipath.com

 

内容を見てみると

UiPathとServiceNowを連携させ、サービス提供を行った模様。

 

ServiceNowは申請フォームとして使用されていることは

下記のリンクからわかった。

店舗登録 - 登録フォーム

 

UiPathが使用されたところを資料内で確認してみると

ServiceNowから店舗申請を受けた内容を基に

QRコード生成→QRコードが記載されたポスター作成→ポスターをメール送付

っといったところで使用されていた。

 

つまり、役割分担としては下記のようになる。

・受付業務(ServiceNow)

・県庁等の内部システムでの自動化(UiPath)

 

UiPathの業務適用として定型業務を行わせることが

適格だと私は思うので、良いなと思った。

 

自動化することによりコロナ対応する

職員の負荷も減らせる良い事例だ。

RPAで思うこと

下記からは適当な中年の妄想です。

不快に思う方はすいません、ブラウザを閉じてください。

世界は優しい人ばかりと思いこんで、書きます。 

 

ちまたで、RPAという言葉が先行して
流行っていた時に思ってましたが
「RPAを使えば幸せになるんだ!」
って感じで言われていましたが、
「RPA」は道具であって
「何」を「どのように」に「自動化」するために
「この製品」を使う、っといったところが必要だと思います。


例えば、UiPathのいいところは

 

MicroSoft製品に強い
・作成した操作(自動化)部分が
 スクリーンショットで表示され、ソースを読み砕く必要がなく
 何をしているのか一目でわかる
・Robotのシナリオを作成する際、画面操作が感覚的にできる
・ユーザー同士のコミュニティが存在し、意見交換できる

 

だと思っています。
(個人の思いです)

 

下記の記事は石原氏がUiPathを3時間で作成したよって記事です。

www.itmedia.co.jp

IT関係の業種の人でなくても、業務をRPA化するのはできますよって
ことかと思います。

 

ただ、この内容がUiPathだけができたものなのか謎です。
ほかのRPA製品も同じものが作成できる可能性だってあります。
そもそもRPA化するべきものだったか不明ではありますが。

 

石原氏は下記の内容がUiPathと相性がよくて使えたのかもしれません。
・作成した操作(自動化)部分が
 スクリーンショットで表示され、ソースを読み砕く必要がなく
 何をしているのか一目でわかる
・Robotのシナリオを作成する際、画面操作が感覚的にできる
・RPA化した内容がミニマムで誰にも迷惑がかからなかった可能性
・RPA自体に興味があった可能性

仮に上記のような感じだと
石原氏のようにミニマムな内容でRPA化をするのは良いかもしれません。
失敗しても、捨てるだけなので。

ただ、じゃあ同じ感じで企業が導入するとどうなるかっというと
失敗する場合があります。

また、「うちはナウでヤングなトレンドを取り入れるぞー」って感じだと
下記の記事のとおり、「RPA化」という言葉が先行して
失敗するケースは多々見かけます。

RPA導入で失敗する原因はココにあった!企業に浸透させるためには|ロボパットマガジン|現場が自身で業務最適化するRPA「ロボパットDX」 | RPA - Robo-Pat(ロボパット)

RPAは単なる効率化の道具か、DXの切り札か RPA導入の「成功組」と「失敗組」その成否を分けるものとは?(2/3) | JDIR powered by JBpress

 

言葉ばかり先行して、RPA製品を買っただけで
幸せになるんだってわけでもないと思います。

導入するにあたり、ざっくりですが下記のことを視野に考えないと
大体小さなことでつまずき、つまずきが積み重なって失敗するような
気がします。

「何」:業務選定。どの業務に適用させるか
「どのように」:作成時のルール選定・運用設計・RPA化を推進するチーム作り
「自動化」:どこが人的コストがかかっていたのか。自動化するとメリットは何か。
      協力してくれる部署等はどこか。
「この製品」:導入先の社内システム及び、作成者の開発レベルにあった製品は何か
       導入コストはどうか(開発時、運用時、保守時)

 

余談ですが、AIを含んだRPA導入が進むと
失業率が10年後に失業率2倍になるって記事がありました。

biz-journal.jp

 

確かに、人が行っている業務を奪ってしまう可能性がありますが
極端に失業を生むものではないと思います。

ただ単に人の労働力のトレンドが替わるだけで
労働人口は変わらないかな~って思ってみたり。
RPAがないころからですが
日本の製造業だって右肩下がりになっているし。

https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/roudou/13/dl/13-1-4_04.pdf

製造業で人が必要なくなっているだけであって
ほかの業種等では人が活躍できるところはあるかと。

要は、労働者側が社会的ニーズを・・・

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           O  モワモワ
          o
        ∧_∧! ハッ!    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    ___(  ゜∀゜)_  < という夢を見たんだ
    |  〃( つ  つ  |    \________
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byだめ独身中年

…何がいいたいねん。